とあるビデオグラファーの備忘録的ブログ

ビデオグラファーsumizoonのブログ 一眼動画に関する機材や撮影方法を中心に情報を発信していきます。

GH5の設定その①焦点距離設定

GH5で動画を撮る際に私のセッティングを紹介していきたいと思います。

中には当たり前だろという内容も多いかと思いますが、初心者の方が見てもそれなりに役立つようにというのと、私の備忘録代わりにこの記事を書いていきたいと思います。

 

 

①手振れ補正の設定(手持ちのレンズの焦点距離を登録する)

以下は電子接点の無いマニュアルフォーカスレンズを使用している場合に便利な機能になります。通常のMFT純正レンズしか使ってないという方は下記の内容はあまり関係ないです。m(_ _)m

 

まず第一に私はそれなりにマニュアルレンズを多用しています。

Minoltaのレンズをマウントアダプタを介して使うときもマニュアルレンズ扱いになります。電子接点でやりとり出来るA-MFTアダプタは私の知る限り存在していないです。

 

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なぜか大量にあるAマウントレンズ群

 

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A-MFTマウントアダプタ(絞り調整可能)

価格は3,240円なり。Aマウントレンズの絞りをシルバー部のダイヤルを回すことで開閉します。完全なアナログな作りですが全然問題なし。ただしちょっとトルク感が強すぎるかな。。。

 

 

GH5の利点は手振れ補正の無い古い(新しいレンズもありますが)レンズを使用したとしても内蔵手振れ補正が効く点です。

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SIGMA120-400mm F5.6をマウントアダプタを介して装着したケース

もちろんレンズ側に手振れ補正が付いているDual I.S.対応レンズを使用すればより強力に手振れを補正することができますが、ボディ内手振れ補正だけでもかなり強力に手振れを補正してくれます。

ここで一点注意したいのが、電子接点の無いレンズを使用した際の焦点距離設定です。

いちいち電子接点の無いレンズを交換した際に焦点距離入力をするのが面倒だなと思ったことはないでしょうか?

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電子接点の無いレンズを付けると起動時に聞かれる

 

実はGH5には焦点距離を複数登録する機能があります。いや、多くの方はご存知だと思いますが、私は購入後しばらくこの機能を知らずに使用してメーカーの方に要望を出した事さえあります。が、実は発売当初からこの機能は実装されていたんですよね(赤っ恥もいいところです。。。。T T)

で、やり方はいたって簡単です。

※とりあえずこのレンズは400mm域でしか使わないので400mmとして登録します。

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付けているレンズの焦点距離(35mm換算では無くレンズの焦点距離を入力)

 

次に上の例でいうと85mmの所をタップします。

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登録したい箇所をタップ(ここでは85mmを選択)

このあとに左下に表示されている「DISP.登録」をタップします。

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上書き確認が出るので「はい」を選択

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これで400mmの登録が完了

登録は3つの焦点距離までなのでちょっと残念ではありますが、 毎度毎度マニュアルレンズの焦点距離を数値入力する手間は省けます。

 

というわけで、これを知ってるのと知らないとでは結構撮影効率が変わります。とくに頻繁にオールドレンズや電子接点の無いレンズの交換を頻繁にされる方は絶対に登録をしたほうが良いです。

GH5は接点が無いレンズは最後に登録した焦点距離を覚えているのが便利なのですが、違うレンズを再設定する際には数値を入力するでは無く、表示されている焦点距離をぽちっとすれば設定完了になるのでこれを設定するとよいです。

ではまた次回