とあるビデオグラファーの備忘録的ブログ

ビデオグラファーsumizoonのブログ 一眼動画に関する機材や撮影方法を中心に情報を発信していきます。

新PC紹介

こんばんはsumizoonです。

今日は昨年11月にPCの新調したのでそれついての話をしたいと思います。

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我が家にもやっと速いマシンがやってきた。

 

快適なDaVinci編集&グレーディング環境にしたくて

昨年11月に、わたしたはふとこのつぶやきをしました。

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2018.11.21のTwitterより

実は昨年末、動画関連で少々臨時収入があったのでこの際PC新しくしたほうがええなと考えてつぶやいてみました。

 

というのもGH5/GH5SではちゃんとグレーディングできていたMacBookPro2014(BMP2014 松モデル)ですが、BMPCC4Kの入手後、同カメラのDNG(RAW)データをMBP2014で編集するのはかなりしんどくて「シャレにならん!」と感じていたからです。MBP2014は2.5GHzクアッドコアCore i7プロセッサ/NVIDIA GeForce GT 750Mを搭載していたので4Kもそれなりに編集はできていたのです。。。

 

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MacBookPro2014 15 inch Retina 当時は速かったんです。。。。

 

(ちょっとしたグレーディングなのに書き出しをすると4fpsとか場合によっては1fpsなので仮に60pで撮った10分の動画データを書き出すと最悪10時間はかかる計算なのです)

 

このツイートから間も無く、とある方からDMを頂きました。

「予算決めて頂いたらこっちで構成を考えて組んで送りますよ!」

という超ありがたいメッセージ。このつぶやきをした当初は自作しようかな?とは思って見たものの、今のPC事情には全くワケワカメな状態だし過去に一度は自作したもののいろいろ自信がないので

「是非お願いします!」

と即答しました。

なんどかその方とやりとりをして下記の構成で組んで送って頂いたのは下記の構成になります。

・CPU:第9世代core i9 9900k(Intel)8Core16スレッド

・MB:Z390 A-Pro(MSI

・CPUクーラー:無限五 SCMG-5100

・メモリ:DDR4 2400 16GB x 2

・ドライブ:256GB SSDToshibaSATA接続

・OS:Windows10 Home 64Bit

・電源:SilverStone ET-650-HG

・PCケース:Fractal Design (FD-CA-MESH-C-BKO)

上記に加え、連絡頂いた方の中古グラボも格安で譲っていただきましたが、1月ほどかけていろいろテストした結果、DaVinciで4K編集をする際のNR処理ではGPUのメモリは多い方が良いという結論になり、私の方で

GPUNVIDIA GeForce GTX 1060 6GB

に換装しています。 グラボは余ってしまってますが、これはちょっとした実験用かサブマシンに付ける予定です。グラボに関しては、そりゃ1080やら2080やらTITAN(積めるのか?)を積めば速いんでしょうけど予算オーバーなのでここらへんで手を打っています。ここらへんの換装も簡単に出来るところが、Macには無い便利な点ではありますね。

 

この他に、私の方で使っていた下記を組み合わせて絶賛運用中です。

・HDD/SSDハードドライブドッキングステーション

・HDD:Western Digital WD30EZRZ-RT 3T →大量保有

キーボードとか無線LANの子機もテキトーに用意しましたが、まあそこはあまり参考にならんと思いますし割愛します。

 

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ノードはこれくらいの標準処理

素材は4K(UHD)60p RAW(CinemaDNG)→プロジェクトは29.97p 

トーンカーブ、カラーホイール、RGBミキサー、レイヤーノード、パワーウインドウなどで(NR処理は非適用の状態)

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概ね20fps~35fpsでの書き出しが可能(平均的には25fps程度)

書き出しも4K(UHD)での書き出し。平均的には25fps程度でしょうか。

事前レンダリングも無しの状態です。私にとっては

めちゃめちゃ速い。。。

と感じます。極端な話MBP2014の10倍近い体感速度です。FHDのH.264素材での軽いグレーディングは140fpsオーバーで書き出しの状態もあります。

ただし書き出し中のタスクマネージャーを確認してみると

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CPUもGPUも100%に達しないのはなぜ?

そこそこの負荷がかかっているのですが、CPUもGPUも半分程度のパフォーマンスしか出ていないようです。以前チェックしたときはCPUが100%まで上がっていた様な気がするのですがなぜだろう。。。仮にこれで100%いけば4Kでの60fpsオーバーの実時間の半分での書き出しも可能なのか??

私の書き出し設定がおかしいのかもですので数値はとりあえず参考値としてください。

DaVinciがマルチコア&GPUを完全に使い切っていないのか何なのか。。。また何かわかったらこの場で紹介したいと思います。

 

少なくともMacで同じスペックを実現しようとするととんでもない値段が20万以下で実現できているので大満足です。なのでMacのFCPXはこの2ヵ月触っていません。。。てかMBP2014で編集する気が起きませんね。。。

 

この度、PCを組んでいただいた〇〇様、私の様な物にこれだけ親切にしていただきまして、誠にありがとうございました。改めて感謝申し上げる次第です。

 

MSI Z390-A PRO ATX マザーボード [Intel Z390チップセット搭載] MB4617

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サイズオリジナルCPUクーラー 無限五 Rev.B

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SilverStone 650W 80PLUS GOLD セミモジュラー式 フラットケーブル ATX電源 SST-ET650-HG

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Fractal Design Meshify C Solid Side Panel ミドルタワー型PCケース CS7101 FD-CA-MESH-C-BKO

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MSI GeForce GTX 1060 AERO ITX 6G OC グラフィックスボード VD6307

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 メモリの該当商品が分からなかったので下記リンクは参考程度に