いつぞやのエントリ
で散々脅したBMPCC4Kですが、当然ですが私は買いの一台だと思います。当然運用に関してはいろいろ難しい点もあるので普通にGH5/GH5Sの方が圧倒的に撮りやすいのですが、RAWで撮れるという点は他のカメラにはない特徴です。
とくに一昨日ファームアップされたBRAWに関してはSDカードに比較的長時間のRAWが撮れることからある意味革命的な事だと思います。
この点の利点は今後紹介するとして先ずは作例を貼ります。
これは、BMPCC4Kを入手後にほぼRAW(撮影時はCinemaDNG)で撮影したものになります。
グレーディング前とDaVinci Resolve STUDIOでグレーディングした後の絵が分かりやすいように表示しています。
まぁ分かっちゃいたのですが、RAWの情報量は潤沢なので少々のグレーディングしようが破綻しません。
RAWで撮れると
・ホワイトバランスを後から変更が効きます。
・ノイズも含めて素に近い状態で撮れます。
・破綻の無い階調性に富んだトーンコントロールが可能になります。
・色も触りたい放題です。
とまぁ、スチルでRAWを撮ってる方であれば当然っちゃ当然ですが、これを4K動画でしかも15万円そこそこのカメラで出来る時代が来たというのは感慨深いものがあります。
グレーディングの方法については追々紹介するとして、単純にLightroomでやれること以上の事がBMPCC4K + DaVinci Resolveで出来ると言っても過言ではないでしょう。
逆に、色をあまり触らないで撮る方、ノイズリダクションも掛けずに撮って出しで撮影したいかたはこのカメラを使う意味がほとんど無いですので前回のエントリと合わせて購入検討したらいいかなと思います。
次のエントリではBMPCC4Kの5つの問題点と対策について話をしたいと思います。
では!
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