こんにちはSUMIZOONです。
前回の↓エントリに引き続きフィルタネタです。
前回紹介した一部界隈では有名なコントラストを適度に低下させる、フィルタ(ブラックミストNo.1)ですが、少しクセが大きいです。特にレンジの極端に低いハイライト付近のロールオフ特性が悪いカメラで撮ると独特のクセの有る写真、映像となることが多いです。それはそれで味といえば味なのかもですが、今回は少しクセの低いローコントラストNo.1についての記事になります。こちらも軟調な「紗がかかった映像が撮れる」というフィルタです。
前回のフィルタとは違うコレね↓
Kenko レンズフィルター ロー・コントラスト No.1 77mm ソフト描写用 717776
- 出版社/メーカー: ケンコー(Kenko)
- 発売日: 2002/02/23
- メディア: エレクトロニクス
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ではロー・コントラストNo.1の使用前使用後の画像の違いを見てみましょう。
いずれも同じ現像パラメータを適用しています。(というかストレート現像)
光の周りがホワーっとしてその拡散した光がシャドーにかかっている描写をしています。実際にはシャドーが持ち上がっているというよりはフィルタ面で光が拡散されていますのでシャドーの情報が増えているのではないはずですが、オールドレンズにありがちなコントラストが低いそれっぽい?写真となります。
今どきのレンズはコントラストが高くシャープな写りをしますが、時としてそんなに写らんでいいよと思うことがあります。そんな時はこのフィルタを使うと雰囲気良く写る事が多いのです。
とくにしっとりした雰囲気や逆光の中での描写では女性を撮ったりすると雰囲気に非常にマッチすることが多いです。
下記は全てこのフィルタ使った作例(色味は触っています)
てなわけで、いつもコレ使って撮るわけではないけど結構最近使用頻度が高いフィルタのお話でした。
ちなみにLightroomで現像していますので色温度・トーンは少し触っていますが、絵の雰囲気はこのフィルタの特性による所が非常に大きいです。
尚、今回のLightroomの現像パラメータはプリセットとして下記に置きましたのでご自由にお使いくださいませ。
Kenko レンズフィルター ロー・コントラスト No.1 77mm ソフト描写用 717776
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そのうちこれを使って撮った動画も公開したいと思います。ではでは