こんにちはSUMIZOON です。
このエントリは、私が以前読んでよかったと思えるDaVinciの解説本に関しての紹介です。DaVinciの解説本というよりもカラーグレーディングの参考書ですかね。(カラーグレーディングはなんぞやという方はググってください。)
DaVinciを使ってカラーグレーディングしている、したい人にまずお勧めなのが
DaVinci Resolve カラーグレーディングBOOKです。何がお勧めかというと
・小難しい解説が一切ない。
・クリエータ毎の事例がしっかり記載されている。
・登場しているクリエータが著名で信頼できる。
の3点です。特に私が尊敬しているCUTTERS STUDIOのカラリスト亀井 俊貴氏 (Toshiki Kamei)は多くのCMを手掛けている売れっ子カラリストであり、そのグレーディング手法が惜しげもなく公開されています。私は数年前にInterBEEでToshikiさんのグレーディング手法をBlackmagic Designのブースで拝見したことがあるのですが、今の私のグレーディング手法は同氏の手法を参考にさせて頂いております。
そのほか、多くのクリエータの手法が掲載されており、カラーグレーディングって決まったやり方が存在していないし割と自由なんだなとこれを見て逆に安心する部分があります。
※当然コントラストファーストなどの最低限のセオリーはありますけど、それ以外って割と何やってもいいんだと。。。改めて思った次第です。
DaVinci Resolve カラーグレーディングBOOK
- 作者: ビデオSALON編集部
- 出版社/メーカー: 玄光社
- 発売日: 2018/02/15
- メディア: 単行本
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逆に。。。。私がその昔読むのに挫折した本がコレです。
カラーコレクションハンドブック第2版 -映像の魅力を100%引き出すテクニック-
- 作者: Alexis Van Hurkman,鈴木由美,渡邉淳矢,株式会社Bスプラウト
- 出版社/メーカー: ボーンデジタル
- 発売日: 2014/05/28
- メディア: 大型本
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いや、情報量は凄いし結構ためになったんですが、いかんせん私には読みにくかった。。。使っているツールがばらばらなので、それDaVinciでやるにはどうするのよ?と少しストレスが溜まりました。まぁ私の様なアホな読書が読むとそうなるってだけなので、ほかの方は同じ状態になるかどうかはわかりません。
あと、この本が読みにくい要因の一つが訳書であることです。おそらく訳している方も原本の内容を完全に理解しないまま訳されているのではないかという言い回しが多いのです。そいいう意味でも結構ストレスが溜まる本でした。。。
くりかえしになりますが、おそらく現状日本語で売られている本の中で、この本の情報量は一番多いと思います。くらいついて読むのもアリだと思います。
ではでは。