年末に注文したS Pro 16-35mmF4が届いたので少しスナップしに友達と撮影に行きました。
広角レンズは今までレフ機時代のタムロンの17-35mmF2.8-4を使っていたのですが、どうしても解像度不足が否めずにどうしようか悩んで、この16-35mmF4を購入しました。
以前私はSIGMA 14-24F2.8を買う！と宣言していたのですが、あれからかなり悩んでとりあえず、こちらを購入しました。
SIGMAの14-24mm F2.8とさんざん悩んで、このレンズにした理由は2つあります。その理由は下の方に書いていますので、作例を飛ばしてご覧ください。
私の撮影のメインは8割以上が動画です。14-24mmで気になった点は、動画撮影時の歪みです。以前、SIGMAの体験会で触ったときにそのシャープな描写性能は凄く気に入りましたがS1と組み合わせたときの手振れ補正の挙動が気になったのです。（14-24mmのせいではなく、あくまで相性なんだとは思いますが、どうしてもあの挙動が気になったのです。）
何のこと？と言われそうですが、下記の動画の1:20からの歩き撮りのシーンで見られる歪みが気になったのです。この挙動は16mm以上のテレ端でもかなり見える挙動で、「動画撮るときは三脚は必須だな。。。」と感じていました。
SIGMA 14-24mm F2.8 DG DN + LUMIX S1
じゃあ16-35mmは全く無いのか？というとそう言うワケでは無いです。ですが、これに関してはグランフロントのLUMIXのショールームで16-35mmをさんざん使わせてもらった感想としては「動画でもどうにかなりそう」というのが結論でした。
特にジンバルを使った場合はほぼ歪みを抑えられそうな感想でした。
16-35mmにしたもう一つの理由は、フィルターが使えるところです。14-24mmは出目金レンズなので前玉に一般のフィルタは装着できません。リアにフィルタを何らかの方法で付けるか、前玉にフィルタホルダーを使って装着する必要があります。フィルタを使うことが必須な動画撮影ではこの点がかなり不利なのです。
この「動画撮影時の歪みとフィルターの運用」と「14mmと16mmのワイド端の差」を天秤にかけてしまったのでした。
でも、未だにこの14-24mmには未練があります。もしかしたらファームが上がって歪みの方は挙動が今は異なっているのかもしれません。それに広角の2mmの差って物凄くデカいんですよね。その強烈なパースは14mmでしか出せないものがありますので、金さえあれば14-24mmも手にしたい、そしてジンバル撮影が出来ないものかじっくり試してみたいという思いは今もあります。
とは言え春にはLAOWAの超広角Lマウントシリーズが出るはずなのでさらに悩ましいんですよね。。。
ここまで、全然16-35mmF4の感想を書いていませんでしたが、このレンズは非常に優等生なレンズだと思います。中央の解像度は高く、逆光耐性も強く夕日を入れても変なフレアが出るという事もほとんど感じませんでした。寄って撮った時のボケも綺麗ですし、レンズ自体も軽く可搬性に優れています。四隅が流れるタムロンの古い17-35mmを使っていた私としては、恐ろしい程切れ味が違うという印象です。
まだ使い始めてほぼ時間が経っていないのでまだ多くを語る事はやめておきますが、使っていて非常に無難に使える印象です。一方でちょっと面白みがないのかも？という気もします。（贅沢な事言っとるな。。。）
また、使ってて何か感じる事があれば、ブログに書いていきたいと思います。
ちなみに16-35mmとジンバルを使った動画作例を貼っておきます。
LUMIX S1H + S Pro 16-35mm F4 + MOZA Aircross2
ではまた～
