フルサイズミラーレス全てに対応する魚眼レンズ TTArtisan 11mm F2.8は以前Lマウントカメラ情報局に気になるレンズとして記載しました。
とにかく安いフィッシュアイとして紹介しましたが、キャッシュレスポイント還元の最終日に魔が差したのか、ポチってみました。
結果、この値段でこの写りならなんで今まで買わなかったのだ。。。というのが素直な感想です。個体差はあるのかしれませんが、そうだとすると運良く当たり玉引いたのかも？
とにかくコレが2万円台のレンズとは思えん。。。
とりあえず、夜の梅田でテキトーにバシバシとった写真を貼っておきます。
焦点距離11mmだと流石のフルサイズでも過焦点距離がかなり短いため、ピントを一枚一枚合わせる必要も無し。（よっぽど寄れば別ですけど）
なので無限遠にフォーカスリングを設定して、ひたすら構図だけを決めてシャッターを切るだけ。
とりあえず、まだ30枚程度しか写真を撮っていませんが、ファーストインプレッション的なものを書いてみます。
３万円しない魚眼は如何に？
フィッシュアイはレンズプロテクタを付けられないので、ちょとした拍子にレンズを傷つけてしまう可能性があります。特にガラス越しの撮影とかだとレンズをぶつけてしまう可能性は高くなります。気づかずにレンズが傷ついてしまう事もあり得るわけですが、実売2万後半ならむちゃくちゃ神経質にならずに使う事が可能っていうわけです。
もちろんどんなレンズでも丁寧に扱いたいものですが、20万円近いレンズだと精神衛生上良くないのです。
想像していたよりも遥かに上だった描写
以前、EFマウントのNEEWERの激安魚眼レンズを買ったことがありますが、一切作例を出したことがありません。というものNEEWERのはダメ元で買ったレンズでしたが、案の定写りもダメダメでした。とにかく描写が甘く防湿庫に未だに眠っています。（ほしいって方は言ってください。送料とジュース代程度でお譲りします。）
ところがどっこい、TTArtisanの11mmは普通にマトモに使えます。絞りはF4～F5.6の間で撮影しましたが、結構開放でもイケるかもしれん。。。
歪曲収差を補正しない魚眼の特性だからなのかは知らんけど、四隅までちゃんとシャープに写っている印象です。
魚眼は飛び道具？
とにかく強烈な歪とバカ見たいに広く撮れるのはとにかく撮ってて楽しいです。魚眼は飛び道具だから使い道は少ないと言われます。でも、こういった都会のビル群の中で撮るとかだととにかく楽しい！
意外と日常的にも使える気がしますし、非日常的な絵を撮りたいっていう人にはうってつけなレンズだと思います。
作りも意外とマトモだった
金属鏡筒で作りもしっかりしているし、結構ずっしりくる重さ。質感も悪くないです。絞りリングはクリックレス。
触って1時間の感想
安くそこまで期待していなかっただけに、このレンズ、スゲー良いという印象。
とにかく、広角好きは持っていて損はないと思います。もちろん魚眼なので歪が凄いですが、それはそれで楽しいです。
Lマウントの他にソニーEマウント、ニコンZマウント、キャノンRFマウント用もラインナップされていますので、フルサイズミラーレスをお持ちの方は検討してみるのも良いと思います。
なんたって安いですし、この焦点距離ならかなり被写体に寄らない限りはAFも不要です。
Lマウントはスクリューマウントと区別するためか、なぜか下記Amazonでは「Lバヨネット」と記載されています。
てなわけで夜の都会の写真を紹介しましたが、今度は昼間に撮影してみたいと思います。逆光耐性に関してはそこまで強くはないかもしれません。夜間でもハロが出た写真が何枚かありましたので、その点は注意すべきかなと思います。
筆者:SUMIZOON
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