とあるビデオグラファーの備忘録的ブログ

ビデオグラファーsumizoonのブログ 一眼動画に関する機材や撮影方法を中心に情報を発信していきます。

「ブツ撮りに必要なもの」と調べると大概三脚とかレフ板とか出てくるけど、それ以前に私がいつも使うモノ

はじめに

「物撮りに必要なもの」と検索すると、カメラとかレンズとかライティングとか、三脚とか、はたまた撮影ボックスやらレフ板や背景紙とかが出てきて、最後の最後に困ったらプロに頼みましょう!「問い合わせはこちら!」みたいなサイトが散見されます。

確かにカメラとレンズは必要ですが、個人のブログやフリマサイトのブツ撮り写真なら場合によってはスマホで撮ったっていいわけです。三脚も撮影ボックスも必要ないケースが多いしそれらを写真を撮るなら使ってない人がほとんどだと思います。

日中の日がさしている時間でならレースのカーテン越しに手持ちでササっと撮るので三脚もレフ板も背景紙も私は使わないです。

ちゃんと撮れよ!と言われそうですが、そんなに時間をかけてられないことが多いのです。そのかわり大した写真も撮れてないわけですが。でもどんな撮影時に使う道具は一つだけあります。というのも、スチルの場合は最悪レタッチでどうにかなりますが、動画撮影の場合に無数のチリ、埃がついていると処理がシャレにならないという事からこれを実践するようになりました。(とは言え最新の動画を見たらチリが取りきれてないのですが。。。)


こんな記事書いた割に失敗している例。。(ラバーのチリがかなり残っていますTT)

撮影で気をつけていること

私が一番気にするのは、「撮る被写体にホコリが付着していないか」と言う点です。特にカメラボディやレンズの紹介をする場合、その被写体は「黒い」のです。

↑細かいところのホコリ・チリは拭いても大概取れない

多くの人は経験でわかっていると思いますが、肉眼ではホコリが載っていると見えなくても、撮影してみるとはっきりとホコリが付着しています。

で、どうするかというと大概はコレで解決します。

なぜ、これを書こうかと思ったのには理由がありまして。。。
とあるメーカーのサイトで使われている写真がえらいホコリだらけだったので、「それライティング以前の問題じゃね??」となったわけです。

パーマセルテープでホコリを取ることもありますが、大概は「ハケ」でササっとはらいます。それだけ。

もちろん傷つきやすい被写体の場合は使わないほうがいいケースもありますので、気をつけてください。ホームセンターの塗料売り場とかで一番柔らかいやつを選んで私は使っています。油性用だろうが水性用だろうが問題ないですが、毛の抜けにくいやつの方が良いです。

ホームセンターでは500円もあれば買えると思いますし、Amazonでも大体それくらい。

一本は持ってた方がいいと思います。

そもそもレンズのラバーについたホコリなんてブロアーでは取れやしないのでね。。。

黒いと目立つやつです。ラバーなど取りきれない場合はパーマセルテープや養生テープで撮ります。それでもダメならLightroomでゴミ消しします。

ライティングが下手でもホコリが写ってない方がまだマシだと思うのでした。

ハケを濡らした方がいいと言う人もいますが、よほどのマクロ撮影でない限り乾いたハケで十分だと思います。

ブツ撮りを真面目に習った事がない独学な人なので、業界ではこうするんや!常識やで!ってのがあったらごめんなさい。

自己紹介

筆者:SUMIZOON
Facebookグループ一眼動画部主宰
Youtubeチャンネル STUDIO SUMIZOON の人

2011年よりサラリーマンの傍ら風景、人物、MV、レビュー動画等ジャンルを問わず映像制作を行うビデオグラファー。機材メーカーへの映像提供や映像関係メディアでレビュー執筆等を行う。Youtubeチャンネル「STUDIO SUMIZOON」登録者は1.4万人以上。Facebookグループ「一眼動画部」主宰。「とあるビデオグラファーの備忘録的ブログ」更新中。

 

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