Amazonのスマイルセールを始めているので色々と見ていたのですが、ふと気づいたことがあります。それは
「USキーボード配列の型落ちのMacBookは日本語配列よりも安くなるケースがある」
ということ。いわゆる在庫処分で安くなる可能性が高いのではないかという推論に基づいています。
論より証拠ということで下記をご覧ください。
この記事を書いた直後に値段が変わる、売り切れるということが想定されるのでスクショを貼っておきます。
USキーボード配列のMacBook Air M2 11,4800円
さらに1%ポイント還元+10%ポイント還元(適用条件あり)
8/29 21時現在残り6台
日本語配列のMacBook Air M2 14,780円
さらに1%ポイント還元+10%ポイント還元(適用条件あり)
8/29 21時現在残り2台
なぜUS配列のMacBookが圧倒的に安いことが起こり得るのか
なぜUS配列のMacBookが圧倒的に安いことが起こり得るのでしょうか。
まず第一に「需要と供給のバランス」です。日本国内では圧倒的に日本語配列(JIS配列)の方が売れるため、US配列は在庫として残りやすい傾向にあります。特に量販店やECサイトが一括で仕入れた場合、日本語配列は順調に消化されていくのに対し、US配列は最後まで残り、結果として値下げの対象になりやすい。これは容易に想像がつくことです。
次に「流通経路の違い」もあります。Amazonでは新品に加えて、返品再販品や整備済み品も販売されています。US配列モデルは海外からの仕入れルートで入ってくるケースもあり、その分だけ価格が下がって出てくることがあります。
さらに「利用者を選ぶ」という点も大きいです。US配列は慣れると打ちやすいと言われる一方で、記号の位置などが日本語配列と異なるため、初めて使う人には不便に感じられることが多いです。その結果、需要が限られてしまい、売れ残りやすくなって値下げに繋がるわけです。
面白いのは、同じMacBook Air M2でも「配列が違うだけ」でここまで価格差が生じることです。今回のケースでは、ほぼ同じ条件でありながら3万円近い差がついています。性能はまったく同じなのに、キー配列の違いだけでこれほど価格が動くのはちょっと不思議です。
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こうした価格差を逆に利用して、「あえてUS配列を選ぶ」というのも賢い方法です。実際、US配列は慣れてしまえばショートカットの操作感が自然で、打鍵もスムーズに感じられるという声が多いです。私自身も若かりし頃からUS配列に慣れてしまっているので日本語配列は逆に使いにくいと感じます。
つまり今回の気づきは「MacBookを安く買いたいならUS配列を狙うのもアリ」というちょっとした裏技です。もちろん万人におすすめできるわけではありませんが、少しの慣れで3万円近く浮くと考えれば、見逃せない選択肢ではないでしょうか。
また、普段からUS配列を使っている人にとっては見逃せないチャンスと言えます。
普段は逆よね...
というか、最新機種の場合、この逆の現象が起きて、私のようにMacBook Pro M4(日本語配列)がセールになっている中でUS配列を正規の値段で購入した人もいます。つまり今回の話は、売り尽くしたい型落ちの在庫がある場合の話であって新型の場合には当てはまりにくい話です。一般にはUS配列は高くつくケースが多いので、今回のようなケースはセールのタイミングなど特殊な環境下で一時的に生じる逆転現象と言えるかもしれません。
とにかくUSキーを使っている人にとっては朗報でした。ではでは。

絶賛活用中のMacBook Pro M4 14インチ
筆者:SUMIZOON
Facebookグループ一眼動画部主宰
Youtubeチャンネル STUDIO SUMIZOON の人
2011年よりサラリーマンの傍ら風景、人物、MV、レビュー動画等ジャンルを問わず映像制作を行うビデオグラファー。機材メーカーへの映像提供や映像関係メディアでレビュー執筆等を行う。Youtubeチャンネル「STUDIO SUMIZOON」登録者は1.4万人以上。Facebookグループ「一眼動画部」主宰。「とあるビデオグラファーの備忘録的ブログ」更新中。



