とあるビデオグラファーの備忘録的ブログ

ビデオグラファーsumizoonのブログ 一眼動画に関する機材や撮影方法を中心に情報を発信していきます。

【LUMIXを中心に】ミラーレスカメラの使った事が無い機能って人によって結構多いのでは?

はじめに

今のミラーレス一眼の機能は多彩です。全ての機能を把握できている人はほぼ居ないのではというくらいに多機能。
「あの設定あるのわわかるけど、どこで設定できたっけなぁ」
というのは比較的普通の話で
「この設定何のための設定なん?」
というものから、
「買ってから一度も使ったことが無い」
というものまで実に様々です。もちろん、カメラは道具なので自分に必要な機能だけを使えばいいのですが、多くの人の意見のOR(論理和)を取って作られたのが今のミラーレスカメラでしょう。
Aさんは、俺は〇〇の機能が必須だ。△△の機能なんていらねーぜ
Bさんは、私は△△の機能が必須だけど〇〇の機能は不要よね
という意見があったとして、AさんにもBさんにも納得して買ってもらうなら、○○と△△の両方の機能を詰め込んでしまえというのが今のミラーレスカメラの実態なのでは無いかと思うのです。

一般的な使用で頻度が低いカメラ機能って

カメラは人それぞれに使い方は違います。そもそも
・オートで十分だしそれ以外使わない
・スチルしか撮らない
という人もいるでしょう。下手に設定を触ってわけわからなくなると困るという方も多いので、設定は弄らないという人もいるはずです。
価格.comとかの書き込みを見ると、シャッター押すと明るさが異なる3枚の写真が写るのですが、故障でしょうか?とか、合焦音が音がしなくなったので故障でしょうか?とかの書き込みをよく見ますので、不用意に設定を触ってしまって困っているという人は少なからずおられるかと思います。)

今回はある程度カメラの知識がある人でも、さらに使用頻度が少ないであろう機能について書いてみたいと思います。無論、普段からその機能バリバリ使っているぜ。という人もいるでしょうけど、そこはあくまで私なりの独断で記載しています。
あと、Xでポストさせていただいた下記のリプも参考にさせていただいております。

基本機能

まずは基本機能から見てみます。動画撮影や一部のモードダイヤルといったカメラに備わっている基本的な部分ですが、それらも人によっては使ったことが無いという人もいるはず。

動画撮影機能

このブログは動画撮影している人がほとんどだと思うのですが、人によっては「全く使わん」という人もいるかもです。むしろ全体傾向からして結構多いと思う。。。半分くらいの人はミラーレス一眼持っていても動画を撮ったことないのでは??

Xでのリプでも動画撮ったこと無いです!と言う意見もありました。

特定の露出設定モード露出設定

カメラを日常的に使用しているとある程度露出モードが固定されるので中にはPモードやMモードを使わなくなるという人も多いかなと。露出モードはどれを使おうと勝手なわけですが、私はSモードを使わなくなった人です。写真を撮るならAモードがメインですが、だからといってシャッタースピードを意識しないわけでもなく、カメラが割り出したシャッタースピードが想定よりも遅ければISO感度を上げるか絞りを開けるなどの撮り方をしてるだけ。それとは逆にPしか使わないという人もまた多いかと思います。

引用 https://eww.pavc.panasonic.co.jp/dscoi/DC-S5M2jp/html/DC-S5M2_DVQP2838_jpn/0009.html#00002

カスタムモード登録

これもほとんどのカメラには備わっていますが、私の身の回りでは、使っている人と使っていない人が半々くらい。使っている人の意見は「こんな便利なもの使わない手は無い」という意見が多いです。ただ、この機能も設定をちょくちょく変えたい人や、撮影の効率を上げたいという人向けの機能なので、カメラの扱いに慣れている人向けの機能でしょう。カスタムモード、カスタムダイヤルに関しては使いこなしのポイントが(LUMMIXは特に)本当に多くあるので別途記事にしないといけないとはいつも思っています。(という話をガイプロモーション照山さんといつも話をしているけど重い腰が上がらない。。)

露出補正

露出(明るさ)をステップ的に変更できる機能ですが、流石にA/S/Pのモードを使うなら露出補正はみなさん使っていると思います。いつもマニュアル露出&ISO固定なら不要なボタンです。なので動画もスチルもマニュアル露出&ISO固定ならこのボタンは別の機能にアサインしてしまっている人も多いかもしれません。

特定の測光モード

多くの人が評価測光を使うと思いますが、明暗差が激しい被写体で露出を合わせる場合とかはスポット測光にすれば露出を合わせやすいのですが、これも人によっては全体的な明るさを背面液晶やEVFで判断するって人もいるかと思います。液晶の見た目で露出を決めるのは結構リスクがあるとは思うのですが、それに慣れちゃっているという人は測光モードなんて変えないぜと言う人が多いかなと。

ちなみにマニュアル露出の場合の露出インジケーターの表示(-3〜+3)は、この設定に応じた状態で測光されます。

クリエイティブ動画モードとスロー&クイック

LUMIXの場合、通常の動画モードのダイヤル設定でもRECボタンを押せば動画を撮ることができるので、動画専用であるクリエイティブ動画モードとS&Qに入れたことが無いという方も多いかもしれません。このモードは動画を撮るにあたって、カメラに搭載された全てのコーデックや動画機能を使うことができる専用モードです。

外部SSD記録

GH6/GH7/G9PROII/S5IIXは外部SSDを使用した記録が可能になっています。特にG9PROIIとS5IIXはSDカードスロットのみなので、ProResなどの高ビットレートの4K動画はSSDのみ記録可能となっています。

すごく便利な機能で私も結構な頻度で使っていますが、実際に使っている人の割合は非常に少ないのかも。。と思う。

ファンクションボタン設定の長押し設定

ファンクションボタンの設定はFnボタン設定からも設定できますが、各ボタンを長押しすることでも設定できます(すでにアサインされている機能によっては長押しでの設定はできません)。この長押し設定をした事がないと言う人は多い印象です(知らなかったと言う話を度々耳にします)。

Fnボタン設定でも設定はできるが。。

撮影アシスト系機能

撮影アシスト系の機能はLUMIXに関してはこれでもかと言うくらいに搭載されていますが、使用頻度が低そうなものをいくつかピックアップします。

ピーキング

マニュアルフォーカス時の定番機能で、コントラストが高いエッジ部分着色してピントの山を見やすくする機能です。

確か始めて使ったのはSONYNEX-5Nだったと記憶。マウントアダプタを介してオールドレンズ付けて撮ることも多かったのですがピント合わせに重宝しました。

ベクトルスコープ

ベクトルスコープが搭載されている機種は結構少ないですが、LUMIXは以前からベクトルスコープが搭載されています。でも、結構小さいので使わない事が多い。。。せっかく搭載してくれたLUMIXの中の人、ごめんなさい。


引用 https://eww.pavc.panasonic.co.jp/dscoi/DC-S5M2jp/html/DC-S5M2_DVQP2838_jpn/0087.html#00004

Xのポストでもジェットダイスケさんから、え?ベクトルスコープ表示できるカメラなんてあるの?とリプ頂きましたが、それだけ市民権は得られてないのかもしれません。。。

波形モニター(ウェーブフォーム)

これも使い所がわからないとわからん。という人も多いと思う機能。でも動画撮影をしている人はハケモニを見てることが多いので慣れれば使いやすいやつ。特にNikon Z系の動画撮影は露出インジケーターが出ないので基本的な露出はここでこれを使ってモニターすることになります。

引用 https://eww.pavc.panasonic.co.jp/dscoi/DC-S5M2jp/html/DC-S5M2_DVQP2838_jpn/0087.html#00004

ゼブラ表示

ハイライトが飛びがちな撮影の場合、ゼブラ表示があると便利です。なれると、ここのこの状況はクリップしているか否かというのはわかるので使わなくなることも多いです。動画撮影を始めて数年の頃(特にGH4あたり)はだいぶお世話になってたのですが、最近のフルサイズLUMIXのV-Logだと標準露出から6.3STOPまでは白飛びしないので、(ハイライトをギリギリまで詰める場合は今でも使いますが)使わない事も多くなりました。

シンクロスキャン・高分解シャッター

動画でも、スチルでも使えるこの機能ですが、要はシャッタースピードを高精度に調整できる機能。LEDなど特定の周波数で点滅のものがあったり、テレビの画面などを映していてシマシマが気になる場合などお世話になりますが、使ったことが無いという人は多いと思います。

これを使えば1/119.8などの中途半端なシャッタースピードも可能です。使い方的には画面を見ながら縞々が消えるシャッタースピードを探すような泥臭い方法になりますが、これが昔から設定できるLUMIXはありがたい。最近はSONYでも使えるようになりましたが。

フォーカスリミッター

フォーカスリミッターは昔から望遠レンズに搭載されていた機能です。例えば6メールとから無限遠までの距離の間にしかピントを合わせないというような制限を設けることができます。少し前からLUMIXでは任意の距離を2点設定して、その間にしかピントを合わせないという便利な機能がつきました。
フォーカスの設定する際はフォーカスリミッターの設定に入ってWBボタン、ISOボタンでフォーカスポイントを2点設定します。

個人的には飛行機撮影など、近距離にピントを合わせることがほぼ無い場合は、よく設定します。これを設定すれば、極端に近い場所のボケのエッジにピントがあってしまうという事も起きません。設定次第では背景に抜ける確率をゼロにする事ができるので、個人的に必須機能。でも使った事が無い人も多いと思う。

AF補助光 ON/OFF

AFの補助光は暗い場所でもピントがあうようにカメラが一時的に発光する機能です。基本スチルのための機能ですが、動画でも撮影前のワンプッシュAF時にも発光したかと思います。なお、私は基本的にオフにしています。というのも、夜の撮影で周りに動画撮影している人がいると迷惑をかけるから。。蛍の撮影や星の撮影でも迷惑をかけてしまうので、迷惑がかからないように設定を覚えておいた方が良い機能ではあります。

動画ライブビュー拡大表示設定

GH5までのLUMIXはRec前の拡大表示はできたものの、GH6以降の機種はエンジンが新しくなった事もあり動画撮影中の拡大表示が出来るようになりました。フルサイズではS5II、S5IIX以降、S9も可能になっています。


撮影中にマニュアルフォーカスでピント位置を変更する場合に有効な機能です。舞台撮影で使う事がありますが、そもそもS5II以降のLUMIXはAFが優秀なのでコレに頼らなくてもいい気がせんでない。

AFポイントスコープ

AFポイントスコープは測距点を中心としたところを拡大してくれる機能です。任意のボタンにアサインして使い、ボタン押すことで拡大表示をしてくれます。止まってる鳥正確にピント合わせをしたり、望遠鏡代わりに使える機能です。使った事が無いという人も多い同機能ですが、コレが無いとダメ!っていう方も多いと思う。

サイレントモード

メーカーによって名前や機能の違いはあるかと思いますが、LUMIXの場合はシャッター幕は電子シャッター駆動となり各種電子音がオフになります。舞台撮影ではコレ設定しますが、スチルの場合はフリッカーが出る確率が上がりますので高速なシャッターを室内で使う場合はあらかじめテストしたほうが良いかと思います。
電子シャッターして電子音をオフしてしまえば実質、このサイレントモードと同じですが一発で設定できるので素早くサイレントにしたい場合は覚えておいた方がいい機能。

サイレントモードの設定はなぜかカメラ・動画の両方から設定できる
でも独立には設定できない

スポット輝度メーター

スポット輝度メーターは特定のエリアに対して常に輝度がどのくらいのレベルかを表示してくれる機能。人の顔に露出をドンピシャに合わせたいとか、ハイライトが飛んでいないかをチェックすることができます。私は表示することが多いです。Log撮影の場合はSTOP数で表示されるのでこれが(フルサイズLUMIXの場合)6.3STOP未満であればハイライトクリップしていないという目安になります。Log以外はIREレベルで表示されるのでわかりにくいですが下記の表を参考にしてください。

引用【映像素材】8Bitフォーマットと10Bitフォーマットに違いはあるのか
- とあるビデオグラファーの備忘録的ブログ

四角部の輝度が常に表示される(ここでは-1.1STOPの表示)

手ブレ状態スコープ

手振れ状態スコープは文字通り、今どんな手ブレが発生しているのかをリアルタイムに表示してくれる機能です。

ですが、スチル撮影の時にのみ有効になる機能(なはずです)。自分の構え方でどんな手ブレになっているのかをリアルタイムで見れるので構え方の練習になるのですが、最近使っていない。。。スチルの撮影の場合使ってみると面白い機能なので、使ったこと無いという方は一度お試しを。

緑のポイントが真ん中に維持していればブレが無い状態を示す

レンズ位置メモリー

ミラーレスカメラのレンズはほとんどがバイワイヤでピントリングとピント調整機構が機械的に繋がっていません。あくまでピントリングは電子ダイヤルなのでピント位置は電源OFFと同時に元に戻ります。ただ、それだと三脚固定でピント位置を固定して電源OFFして撮影時刻まで待つ、という様な事をするとピントがズレます。レンズ位置メモリーは電源OFFやスリープ時にもピント位置を保持し続ける機能です。基本的にこの機能はONしてます。

動画分割記録

もしかすると、その昔、私が出したものなのでそれが採用されたのかもしれません。これはライブなどのマルチカム撮影でカメラマンが本番中に全く触れない場所にあるところに一部のカメラを置きカメした場合などを想定したものかと思います。以前、万が一電源喪失やカードトラブルがあった時にファイルがクローズ出来ずに全滅するリスクを鑑みて「一定期間でファイルを分割する機能付けて」とリクエストを出した事があります。LUMIXの一部では1,3,5,10分のそれぞれの分割時間を選択する事ができます。LUMIX GH4以前はFAT32のファイル上限が4GBだったのである意味、分割記録できるようになっていたのですが、GH5以降は1ファイルで巨大なファイルができる様になったために出したリクエストです。分割記録すると綺麗に繋がるかはNLE次第だと思うので、あくまでマルチカムを前提にした記録で使うのが良いかと思います。

フォーカストランジション

あらかじめ決定しておいたフォーカスポイントを指定することで、ピン送りをする機能。確かGH5に初めて搭載された機能だと記憶しています。ピン送りの速度も指定可能でブツ撮り動画には有効な機能です。

少し設定が手間がかかる(慣れれば10秒程度)というのもあるので、時間がかけられる撮影に適しています。
最近はAFロックを使用した下記手法でピン送りするようになったので使わなくなりました。像面位相差AFが搭載されてオートフォーカスの精度が上がったおかげでフォーカストランジションを使わなくなったとも言う。

 

ライブクロップ

位置や大きさの異なる枠を2つ設定して、20秒もしくは40秒をかけてパン/チルト動作を擬似的に行うものです。大きさも別設定できるので、ズーム的な動きも可能です。

 

ナイトモード

見たまんまですが、星とか撮るときに目が眩しくないように、また周りに迷惑をかけないように赤く表示してくれる機能です。星を撮る人には必須ですが、その昔は多くの人は赤いフィルム液晶に貼っていたかと。

フレーム表示

撮影後動画を一定のアスペクトで切り出す事を前提にフレーミングをアシストしてくれる機能です。LUMIXは特にマニアック過ぎる設定が可能です。


割と変態なフレーム表示も可能

動画、スチルでの共通/個別設定(LUMIXではクリエイティブ動画の設定値)

個人的には必須と思うのですが、これも意外と知られていない機能です。要は、スチルと動画撮影モードで異なるフォトスタイルホワイトバランス設定できるものです。これを設定すれば、スチル撮影のダイヤル設定はスタンダード、クリエイティブ動画モードダイヤルではLogという別設定が出来ます。

絵作りに関するもの

特定のフォトスタイル(CineLikeDとかPortrait、Vividとか)

Logの設定や、CineLikeDやLeica Monochromeなどの設定をする場所です。でもCineLikeVとか709ライクとかヴィヴィッドは使ったことがない。。。動画撮影ではデフォがV-LogでたまにCineLikeD2、スチル撮影ではスタンダードしてます。人によってお気に入りがあると思うので、使わないという設定はそれなりにあるかと。

HLGを使った事ないと言う意見がXでリプ頂きましたが、実は私も使ったことが無い。。。食わず嫌いせずに一度使ってみよかな。。。

特定のフィルター(アートフィルター的なやつ)

多くのカメラに備わっているアートフィルタ的なものですが、私はこの数年使ったことがない。。。
そういやオリンパスコンデジ(XZ-1)使ってるときはドラマチックトーンよく使ったなぁと。

補正系機能

カラーシェーディング補正

デジタルになってから、イメージセンサーは光が入光しないと色がずれるという現象がみられるようになりました。これは特にテレセン性の悪いレンズを使った場合、周辺描写に顕著な現象です。要は斜めに光が入ることによって例えば赤い光がブルーやブリーンの画素に入光(混色)してしまい、色ズレが起きる現象と理解しています。メーカーのマウント純正のレンズを使う限りこの問題は心配ないですが、フィルム時代や画素数が少なかったころのレフ機のレンズを使うとこの現象は起きやすいです。なので、マニュアル的に補正しようというのがこの機能かと思います。新しい純正レンズを使う限りは不要な機能かなと。

回折(かいせつ)補正

素数が多いカメラを使うと、絞ったときに小絞りボケを起こして解像度が劣化する現象があります。マイクロフォーサーズだとF11とかだとこの現象は顕著です。なのでそれをデジタル的に補正します。という機能だと理解しています。
フルサイズでもマイクロフォーサーズでも被写界深度を稼ぐ目的以外で、暗くしないといけない場合はむしろNDフィルターを使うようにしています。なので回折補正は基本オフにしています。

その他

タイムコード設定

タイムコード設定は複数のカメラや音声レコーダーとの時刻を同期することでマルチカム編集をラクにすることができますが、これを使う事はあまりない。。。(以前にフリーラン設定の謎のついて書いた事がありますが)

マルチカムでも音声波形をベースに同期を取る人もおおく、実際にコレに頼るという趣味撮影のカメラマンが少ない印象です。

Wi-FiによるPC自動転送

以前にもこの機能に関しては記載していますが、使うと超絶便利な機能です。詳細は割愛しますが、過去記事を参考にしてください。

sumizoon.hatenablog.com

ピクセルリフレッシュ

もしもピーキング設定で見慣れないところに点が見えるとか、明らかに変な輝点がある場合に試すべき設定がこのピクセルリフレッシュです。イメージセンサーの画素は液晶のドット抜けと違い、ほぼ全てのセンサーで機能しない不良画素がそれなりに存在します。一般にはセンサー後段の画像処理エンジンでそれらの画素が周りから補完することで見えなくする処理されいます。位相差画素も不良では無いですが、絵作りに寄与しない画素と考えていいでしょう。経年変化によって画像が取得できない画素は増える事があり場合によっては画質に影響が出ます。ピクセルリフレッシュはが画像処理エンジン側で補正対象にする画素のテーブルを書き換える操作を行います。

この操作は私も滅多に行わないですが、1年に一回くらいの頻度で行っています。

システム周波数設定

LUMIXの場合はシステム周波数の変更が可能です。つまりPAL圏の設定が本体の設定変更で可能なので、25p/50p/100pと言う中途半端な設定も可能です。これを使って東日本でもフリッカーを避けるスロー撮影が可能だったりします。(あくまで100Hz点滅の光源が映り込んでいる場合のみフリッカー対策になるだけですが)

あくまでPAL圏での撮影に対応したものでしょうし、この設定を切り替えて日本で積極的に使って撮影しているという人は見たことが無い。

またまだあるけど力尽きた...

おそらく下記の機能は人によっては頻度が少ない、全く使わないと言う機能かと思います。というか、ミラーレスカメラ(特にLUMIX)は非常に多くの機能が実装されていることがわかります。

アナモフィックデスクイーズ表示
カラーバー表示
ハイレゾモード撮影
ブラケット撮影
インターバル/コマ撮り撮影
基準露出レベル調整
画像縦横比設定
クロップズーム
シャッターディレイ
センサークリーニング
マイメニュー設定

これについて書いてほしいとかリクエストあればXなどでリプいただければと思います。

 

自己紹介
筆者:SUMIZOON
Facebookグループ一眼動画部主宰
Youtubeチャンネル STUDIO SUMIZOON の人

2011年よりサラリーマンの傍ら風景、人物、MV、レビュー動画等ジャンルを問わず映像制作を行うビデオグラファー。機材メーカーへの映像提供や映像関係メディアでレビュー執筆等を行う。Youtubeチャンネル「STUDIO SUMIZOON」登録者は1.4万人以上。Facebookグループ「一眼動画部」主宰。「とあるビデオグラファーの備忘録的ブログ」更新中。

 

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