とあるビデオグラファーの備忘録的ブログ

ビデオグラファーsumizoonのブログ 一眼動画に関する機材や撮影方法を中心に情報を発信していきます。

System5さん主催 BlackmagicRAWセミナーに登壇した

すでにご覧になった方も多いかと思いますが

【オンラインセミナー】BRAW Tour ~Blackmagic RAW制作のメリットに迫る~

と題して行った下記のセミナーで登壇させていただきました。

info.system5.jp

株式会社システムファイブ
共催:ブラックマジックデザイン株式会社
協力:パナソニック コンシューマー マーケティング株式会社
と言うそうそうたる関係会社の名のもとに配信をさせて頂いた実際の映像がこちら。
ガイブロモーションの照山さんから、「二人でLUMIX S5のBlackmagic RAWの運用について対談形式でセミナーができたらいいんだけど〜」と言う話を頂いてこのセミナーの実現に至りました。


www.youtube.com

照山さんには各章のタイトルを決めて頂いて、事前に連絡頂いていたので、ざっくり頭の中で何の内容をしゃべろうかとは考えていました。
でもねぇ、今見返しても、私の喋りがあまりにも緩慢すぎて凹む。。。もう少し喋る内容を簡潔に整理しておけばよかったのにと後悔しつつこれを聞き返しておりました。

実際に収録は生配信では無いと言うこともあり、かなり気楽に、照山さんと普通通り喋ると言う感覚で喋っていますが、もう少しご覧いただく方の気持ちを考えてテキパキ喋る事ができたらよかったのに、と m(_ _)m

本動画のチャプター

上記動画は下記の様なチャプターに分かれています。なので、掻い摘んで視聴したいと言う方は下記リンクで再生して頂くのが良いと思います。

そもそもBlackmagic RAWって?

LUMIX S5 + Blackmagic RAW 最強説

 強力なボディ内手ブレ補正
 14+ストップのダイナミックレンジ
 フルサイズ5.9K/4K60p/アナモ
 人体・動物認識 リアルタイム認識AF
 圧倒的な操作性能
 タフネスLUMIX 放熱性能
 デュアルネイティブISO
 拡張性
 RAWシネマカメラとしてのコストパフォーマンス

【Day.1】BRAW Tour ~Blackmagic RAW制作のメリットに迫る~

 

結局LUMIX S5 でBlackmagic RAWで撮るメリットとは

Blackmagic RAWで撮れるメリットはここをご覧いただいている方は、大体下記の様なイメージだと思います。

・ポスト処理でのリカバーの自由度

・グレーディングの圧倒的な自由度

・小容量で高品質なコーデック、再生の軽さ

・DaVinci Resolveで使える

ではLUMIX S5で撮れることのメリットとは何でしょうか。そもそも他にもBlackmagic RAW(.braw)はBlackmagicのBMPCC4K / BMPCC6K / URSA4.6Kでは内部収録が可能です。またNikon Z 6 / Z 7 / SIGMA fpではVideo Assist 12G HDRとの組み合わせで収録する事が可能です。

とは言えBlackmagicのカメラはマイクロフォーサーズ〜Super35mmまでのラインナップ。ざっくり言うとマイクロフォーサーズからAPS-Cまでのセンサラインアップになっています。フルサイズのS/Nやボケの大きさを活かした撮影をしたいなら、現状上記ミーラーレスカメラとVideo Assistとの組み合わせしか選択肢がありません。

では、上記フルサイズミラーレスの場合はどうかと言うと、動画の中でも説明したように残念ながらBRAW収録においてセンサー解像度が活かしきれないと言う側面があります。また4K60pに対応していないと言う制限もあります。

5.9Kの高解像度や4K60pでbrawがフルサイズで撮れると言うのは今のところ、LUMIX S5、S1、S1HとVideo Assist 12G HDRの組み合わせしかないという客観的事実があります。手持ちで撮影できる手ブレ補正が使えるメリットも併せ持ちます。

その中で一番コンパクトなシステムが組めるS5であり、その映りはS1/S1Hと同じと言う事が言えます。

VideoAssistと組み合わせても比較的コンパクト、画質が高く、フレームレート、解像度の自由度が高いS5 + Video Assistとの組み合わせを私が推している理由はここにあります。

多くの場合は内部H.254/265の10bit収録も多くの場合は美しく収録できますが、ここぞと言う時にはBRAWが使えると言うのはメリットだと思います。

S1はキャッシュバック含めてかなり安くなってますがBRAW収録のためにはソフトウェアアップグレードキーの購入が別途必要なのでご注意を

とはいえ、気軽にミニマルに撮るなら内部収録にはかなわないですのでその点はRAWが必要かどうかで各自判断頂ければと思います。

個人的にはモニターの無し(もしくは小型LCD搭載)で、Blackmagic RAW収録だけに特化した超小型のVideoAssist miniなんてものが発売されたらええなぁ、と思っていますがBMDさん、発売してくれませんかねぇ

 

筆者:SUMIZOON

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