とあるビデオグラファーの備忘録的ブログ

ビデオグラファーsumizoonのブログ 一眼動画に関する機材や撮影方法を中心に情報を発信していきます。

いよいよ在庫処分セールなのか?BMPCC4K

BMPCC4Kについて

BMPCC4Kと言えば言わずと知れたBlackmagicDesignの一番安いシネマカメラ。マイクロフォーサーズマウントを搭載したこのカメラの特徴に関しては以前も結構書いてきました。

購入したのは2018年の秋くらいの話、そこから当時ブログを立て続けに書いた記憶があります。ちょっと探すと下記の4つを書いてますが、他にも結構書いているかも知れません。

とにかく、発売当初のBMPCC4KのRAW記録方式はDNGだったので、その扱いは非常に面倒でしたが、後の大型アプデートにより、BlackmagicRAWコーデックを実装し、素材はいる自体は非常に扱いやすくなりました。

当時の記事を振り返る

当時の記事としては

・バッテリーが全然持たない
・AFはワンプッシュAFだけなので動体を追いかけるのはほぼ無理
・デカいのでジンバルに乗せるの厳しい
・手振れ補正がないのでラフな撮影は厳しい
とか色々書いていたと思います。また、MFTのレンズは歪曲収差がボディ側の電子補正が前提で作られているものが多いので、それらが効かないBMPCC4Kのボディはポスト処理でどうにかするスキルが必要だったりすることもどこかで書いたと思います。

一応、BMPCC4Kの運用上で気になる点をカバーするための記事なんかも書きました。

sumizoon.hatenablog.com

で、ぼちぼち終売と昨年思っていたのですが、今年になってもまだまだ売られているんですよね。BMPCC4Kは。発売が2018年ということを考えるともう6年以上売り続けている超ロングセラーカメラといってもいいのかも知れません。

発売当初の値段と最近の値段の推移

ここ3年くらいの価格の推移を見てみます。BMPCC4Kは発売当初の値段は15万5千円程度でした。

昨今の円安によりその価格は一時期20万円程度まで上昇しました。

が、なぜか2024年12月20日に大幅に

価格を下げています。その価格162,459円システムファイブ販売価格



発売当初の値段までとは言いませんが、かなり発売当初の価格に戻っています。

在庫処分なのか?そしてこの値段帯の新しいカメラが出るのか?と期待したいところではありますが、今のところそういった噂も聞かないんですよね。

BMPCC4Kには4万円のDaVinci Resolve Studioのライセンスが含まれている

有名な話ですが、BMPCC4KにはDaVinci Resolve Studioのライセンスキーが付属しています。DaVici Resolve Studioの現在の販売価格は38,980円(システムファイブ販売価格)


DaVinciも現在セール中なので安いので持っていない人はこのタイミングで買うのがいいとは思いますが、

162,459円ー38,980円=123,479円

まぁ今時この価格で買えるカメラもそうそうないです。先日のG99IIくらいか。。。

 

BMPCC4K 販売リンク

アマゾンのリンクも貼っておきますが、System5とかで買った方が色々サポートがあると思うので個人的にはSystem5で買った方がいいと思います。

 

BlackmagicDesign CINECAMPOCHDMFT4K Blackmagic Pocket Cinema Camera 4K (BMPCC 4K)shop.system5.jp

安いとはいえ

このカメラはリセールバリューも高いので、自分のスタイルに合わなければ手放せば、ちょっとしたレンタルしたと思う程度で売却はできるのですが、買っても結局無駄になるという人もいます。

というのもすでにお持ちのカメラで下記の傾向にある人は要注意です。

・カメラ任せの露出に頼って撮る人
・カメラ任せのAFに頼って撮るひと
・カメラ任せの手ブレ補正に頼ってとる人
・その他快適に撮影したい人

にとっては、このカメラを手にするとかなりスパルタンな仕様であることに気づくと思います。

まぁ、これを機にカメラ任せじゃなしに、じっくりカメラの設定を考えて使うというきっかけになるカメラかも知れませんが、気軽にシネマ撮るぜ!という感じにはならないと思うのでそこらへん覚悟して使うのが良いかと思います。

 

最後に以前BMPCC4Kで撮った映像をいくつか紹介します。
前2つはGH5S/GH5とのフッテージとの混在ですが被写界深度がほぼ同じLUMIX GHとの相性も非常に良いです。

まぁ私は何年か前に手放してしまったのですが。。。。

てなわけで、気になる方はチェックしてみてください。

 

自己紹介

筆者:SUMIZOON
Facebookグループ一眼動画部主宰
Youtubeチャンネル STUDIO SUMIZOON の人

2011年よりサラリーマンの傍ら風景、人物、MV、レビュー動画等ジャンルを問わず映像制作を行うビデオグラファー。機材メーカーへの映像提供や映像関係メディアでレビュー執筆等を行う。Youtubeチャンネル「STUDIO SUMIZOON」登録者は1.4万人以上。Facebookグループ「一眼動画部」主宰。「とあるビデオグラファーの備忘録的ブログ」更新中。

 

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