とあるビデオグラファーの備忘録的ブログ

ビデオグラファーsumizoonのブログ 一眼動画に関する機材や撮影方法を中心に情報を発信していきます。

LUMIXが映像を志す学生への支援プログラム「LUMIX 学生アンバサダー募集」

LUMIXは比較的年齢層の高いユーザーや情報収集に長けたユーザー、マニアックなユーザーに受けがいいという傾向があると感じます。とかく平均年齢がやや高いと言われがちなLUMIXですが今回は学生さんに向けたお話

いや、今絶賛開催中のVIDEO GRAPHERS TOKYOの様子見てると若い人たちがわんさかでいよいよLUMIXの若年化元年になるのでは?と期待しています。(というかVGT2022めっちゃ行きたかった。。。)

毎度長い前書き

LUMXユーザーの傾向、カメラ初心者の傾向(独断と偏見含む)

私の周りのLUMIXユーザーを分析するとそれらの方は下記のいずれかの特徴があると思います。偏見あるけどスマヌm(__)m

ユーザビリティが高いカメラを好む傾向にある

・色やポスト処理に拘りがある

・長年多くのカメラを使ってきた(結局いろいろ使ってきて落ち着いた先がLUMIX

・周りに流されない

・とにかくマニアックな人

逆に書いてしまうと、上記は映像や写真をはじめたての初心者や若年層とってはどれも当てはまりにくい条件です。「用語も全くわからん。でもエモい映像は撮りたい。とりあえずYoutubeやWEBで軽く情報収集してみよ~」と言ったライトな層にとっては想像するに下記の方が多い様な気がする。

・周りと同じものを使っておけば間違いない

・難しい事知らんし操作はカメラ任せにしておきたい

・なんか買ったLUTあてればエモくなるんでしょ?

すんません。こちらも偏見を多分に含んでいますm(__)m こんなこと書くと(まだまだ若いつもり?だけど)老害と言われるわな。。。

でも、これ本質的に全然間違っていないんですよね。

周りが使っていればわからない事があっても聞ける。スマホはカメラ任せで綺麗にとれるので一眼や制作カメラにもそれを求める。世間受けするルックは一定の傾向があるので売り物のLUTを当てればぱっと見それっぽくなる。

それに、シェアの高いカメラを買っておけばレンズラインナップも多いしネットで得られる情報も多い。(とは言え間違った情報もかなりあるので見極めは意外とムズイ)

なので、全然間違っていない。むしろカメラを始めるあたっては至極真っ当

行き着いた先

いつの時代も、一台目のカメラはシェアの高いカメラにするのがテッパンだと思うのです。程度の差はあれど人と同じカメラを使って同じ撮り方をして同じLUTあてればとりあえず似たものは撮れるはずです。とは言え深みにハマっていくに従って人と違う道具で新しい世界を見たいと思うユーザーも多いわけです。その過程を経てLUMIXに行き着いたユーザーの一人が私であり多くのマニアックなLUMIXユーザーだったりします。その満足度はプロ現場で使っている人にも高いし、なにより自分の思う色が出しやすい。

でも、ぶっちゃけLUMIXの良さをここでいくら書いたところで、自分でその過程を踏まない限りはその良さを俯瞰的に理解することは難しいと思う。LUMIXは素晴らしいカメラを作っているにも関わらず一台目の選択肢に入りにくいと思うのです。

とは言え、その回り道をせずにLUMIXを体験してもらう方法はないだろうか、という話は多くのLUMIXユーザーでも議論になっていたところです。

LUMIXが映像を志す学生支援プログラムを始動

LUMIX学生アンバサダー募集

相変わらず自分で書いていて「長げー前置きだ。。。」と思うわけですが、ずっとLUMIXはもっと若年層に訴えかける事ができたらいいのに。と思っていました。以前にも学生を支援するプログラムはあったと思うのですがイマイチ認知されていませんでした。が、今回は大々的に宣伝しています。なので、映像をすでに作っている人はコレに応募してみて一度LUMIXの良さを体感してみてはどうでしょうか。多分メリットは多い。

LUMIX 学生アンバサダー募集|LUMIX BASE TOKYO

lumix-base.jpn.panasonic.com

企画内容

企画概要

映像学科、映像専門学校、その他各種学校(高等学校含む)に通う
「映像制作を志す」学生にアンバサダーとなっていただきます。
アンバサダーにはテーマに沿った作品を制作していただくため、
映像制作に必要な撮影機材を支援します。

誰もがクリエイターになる可能性を秘めている
創造するもの誰もがクリエイターである
クリエイターに寄り添い、創造をサポートする
そのような精神のもと、創造する学生を隔てる障壁を取り除くべく、
映像制作を志す学生を支援するプログラムです。

応募は6/10~7/8で基本学生であればOK。なので映像系の学校に通う学生である必要はないはずです。応募資格は

応募資格
・大学、専門学校及び各種学校(高等学校含む)に所属する学生。
ポートフォリオ、もしくは自身で制作された作品の提出が可能な方。
・提供した機材で、定められた期間内に作品制作及び作品提出が可能な方。
SNSYouTubeInstagram)アカウントをお持ちの方。
・プログラム期間内に、自身のSNSアカウントで制作過程の投稿をしていただける方。
・保護者の同意を受けられる方。(未成年の方の場合)
・「LUMIX 学生アンバサダープログラム規約」に同意いただける方。

詳細はLUMIX 学生アンバサダー募集|LUMIX BASE TOKYO

を参照くださいませ。

 

https://lumix-base.jpn.panasonic.com/student-ambassador-program/images/img_entry_schedule.jpg

 

で、私は学生ではないですが一応応募フォームを見てみました。学校名やポートフォリオの提出、Youtube/Instagramのアカウント入力が求められます。

 

プログラムの当選者には機材の無償貸し出しがなされて、機材のレクチャーを受けることができます。LUMIX S5と24-105mmなので大概の映像はコレだけで撮れると思う。あとはNDフィルタがあったらいいくらいかな。(既に映像を作っている人前提の募集なのでフィルタ類は持っていると思いますが)

PCの方も貸し出しされるので快適な編集環境で作品を作れるのではないかと思います。

応募の審査に通ったら9/5までに作品の提出が求められます。

作品規定
・映像素材は提供する機材で撮影してください。
 ※その他の機材の使用をご希望の場合はご相談ください
・作品ジャンルは問いません。
・作品テーマ「色」×「可能性」に沿った作品を制作してください。
・映像は2分以内の尺で制作してください。
・音楽著作権、映像著作権その他の権利処理を済ませた上で、ご応募ください。
・その他「LUMIX 学生アンバサダープログラム規約」に準じます。

学生アンバサダーになることの意義

期間内への作品の提出が求められますが、作品の講評をクリエータから受けられるほかある意味「メーカーお墨付きLUMIX学生アンバサダー」として自分の作品を広く紹介してもらえるチャンスがあるかと思います。

講評クリエータ

映像作家の マルルーン氏

映像ディレクター 市川 稜氏

映像ディレクターでYoutubeを私も参考にしているDaVinciの認定トレーナー AKIYA氏

いや、私自身学生アンバサダーになった事がないので、どんな良いことがあるかは明確にわからんですが、少なくとも多くの人に映像を見てもらえるチャンスであるし、今後映像の世界で働くにしてもいいキャリアだと思う。また、映像を職業にしなくても就職活動の際に人事面談のネタにできる。とかメリットは多いはずです。世の中クリエイティブな事ができる学生は引く手あまたなので、就職活動でメーカーのアンバサダーやってました!とか言うと企業は食いついてくるはず(ホンマか。。)

 

と、まぁ今回は軽く「LUMIX学生アンバサダー募集」に乗っかってブログを書いてみました。

貸し出し機材を受けての作品制作は8月上旬から9月上旬の一カ月。今年の夏休みは映像制作に没頭してみるのもいいのでは?

というか、私が今学生なら絶対応募したいぞ。。。

 

筆者:SUMIZOON

Facebookグループ一眼動画部主宰 メンバー5000人目前

CP+2021 LUMIXブース

Twitter @sumizoon

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