とあるビデオグラファーの備忘録的ブログ

ビデオグラファーsumizoonのブログ 一眼動画に関する機材や撮影方法を中心に情報を発信していきます。

ブラックフライデーで見つけたお買い得な動画撮影機材

こんなネタですんません。ですが、Amazonをいろいろ見て回った結果、結構お得な商品があったのでアフィリエイトリンク貼るのを許していただければと思います。基本的に私が使っている、実際に試したことがある製品と私が欲しいと思っている製品を中心にピックアップしています。
まぁ、(自分で書いておきながら)基本的に欲しいものは欲しい時が買い時だと思うので、こういった記事は余計なお世話だと思うけど、セールが終わってみて、「あー買っておけばよかった」と思う事もしばしばあるので書いてみます。

ジンバル(スタビライザー)

ジンバルでありがちなのが、いきなり大型ジンバルに手をだして、重くて運用できないというケースです。そういった意味で中級クラスのミラーレスが載る軽量ジンバルから始める、もしくはスマホでジンバルの操作に慣れるというのがジンバルを扱う上で有効かと思います。てか、安くなったものです。。。まぁ金に糸目をつけないなら、今ならDJI RSC 2かなぁという気がせんでもないけど。

MOZA AirCross 実質24,772円

 これは私が一時期愛用していたジンバルになります。LUMIX S1/S1Hに乗り換えたときに当該カメラが載らないので手放しましたがLUMIX S5 + 20-60mm F3.5-5.6では運用できるはずモーターパワーです。とにかく軽く、シンプルで扱い易い。パン方向の挙動も柔らかくGadsen MOZAシリーズは実運用をちゃんと考えて作っているメーカーだと思います。

今どきのロック機構も無いですし、ステータスモニターも無いですが、実使用上大きな問題はないので中型クラスのカメラを載せるには名機だと思っています。

以前作ったレビュー動画はこちら

Moza Aircross用バッテリー 3個 実質3,759円

で、MOZA Aircrossのレビューをした時に、そもそもこのバッテリーって日本であんまり手に入らないばかりか結構高くない?という話をしたと思います。で、調べると実はちゃっかりセールに出てました。Aircrossをお使いの方はこの際に入手するのがいいかもしれません。

Zhiyun-Weebill-S 実質42,240円

おそらくDJI RSC2が発売になった事も関係して、中型クラスのジンバルはここの所かなり値下がりしている様です。Weebill Sも例外ではなく、通常52,800円が約1万円引きで購入できるようになっています。

Weebill Sの良さは先代のWeebillよりもモーターパワーがアップしてクリアランスが広くなった点にあります。また、その独特の形状からローアングルがしやすいというのもポイントです。特に移動時に吊り下げ式で運べるのは腕に負担がかからないというのが良いと思います。
ただしZhiyun製品全般にパン方向の挙動がやや急激であるという点は少し慣れが必要だと思います。一応LUMIX S1クラスもカウンターバランスを付ければ載るジンバルです。S5+20-60mmF3.5-5.6や他社ミラーレス+極端に重くない標準ズームのほとんどは楽勝で載るはずです。

ZHIYUN Smooth 4 実質10,240円

以前ウチのチャンネルでも作例紹介したSmooth4です。この動画ね。もう結構発売から経っているってのもあってかなり安く販売されています。本体はプラスチッキーでやや大きさが大きいというのが難点です。個人的には値段はもうちょっとするけどZhiyun-Crane-M2 27,540円の方がコンデジ、軽量ミラーレス、スマホが全て載るのでお勧めかもと思いますが、Smooth4は安いので紹介。他にもスマホに限れば安いジンバルがアレコレ出てるのでいろいろ調べてみることをお勧めします。

外部モニター

ここらへんは正直SmallHDや外部収録をする前提でATOMOS NINJA Vを使えば確実なのですが、これらのメーカーは非常に値段が高く、趣味で扱うには敷居が高いと思います。それに買ったはいいけど使わないという事もありうるので、まずは外部モニターの恩恵が自分のスタイルにあるのかどうかをこのクラスで見極めるのが良いかもしれません。

Feelworld F6 Plus 16,856円

タッチパネル式の外部モニタ ご存じ格安モニターでおなじみのFeelworldの5.5インチ外部モニタ。ただ、ちょっとインターフェースがダサいのが残念。もうちょっとATOMOSライクになってたらテンション上がるのだけど。とは言え実用性は高いと思います。液晶輝度は500nit。インターフェースは次のAndycine C7と全く同じですので操作系統はこちらを参考に

ANDYCINE C7 7インチ2200nit 超高輝度フィールドカメラモニター 24,447円

以前メーカーさんに提供頂いてレビューした事のある2200nitのフィールドモニタです。とにかく大型で明るく安いモニタが欲しいという方向け
ウチの紹介動画はこちら
ただし、プラスチッキーかつ少しタッチパネルにはクセがあるので慣れが必要です。それと最大輝度にした時の発熱は結構凄いので覚悟を。

メディア

SanDisk Extreme SDカード 256GB SDXC Class10 UHS-I U3 V30 5,810円

 安心のAmazon販売品です。V30なので240Mbps最低書き込み速度保証の製品になります。気分的にはExteme ProのV30カードの方が安心ですが、今回はセールに出てる品がありませんでした。このカードもV30なので例えばLUMIX S5の様に最大ビットレートが200Mbpsの書き込みのカメラであれば安定して使えるはずです。(メディアの相性がありますので絶対はないので必ずテストしてから運用してください)

そもそも、LUMIX S5にV90のカードを入れるのは動画記録を行う意味ではあまり意味がない事だと思っています。スチルの際のバッファ開放までの時間はV90の方が速いですが、動画の場合はほぼ意味がありません。PCへの転送が少しでも速い方がよいという方はV90がおすすめですが、正直倍の値段まで出してPCへの転送が早くなりましたと言うのもコスパが悪い。なのでS5で使う限りはV90カードは要らん。。。

 

SanDisk 内蔵 2.5インチ SSD / SSD Ultra 3D 500GB SATA3.0 5,980円 

 Ninja Vで使用しているメディアです。S1Hでの5.9K ProResRAW記録において私の個体では速度不足の不具合が起きていませんが、一部で速度が足りていないという指摘があるという話を耳にしました。ProRes RAWは可変ビットレートですのでピーク時にコマ落ちする可能性はゼロでは無いことを頭に入れておいた方がよいかと思います。一応ATMOSの公式ページではこのメディアは動作確認リストに記載されているメディアとなります。

SanDisk 内蔵 2.5インチ SSD / SSD Ultra 3D 500GB SATA3.0 / SDSSDH3-500G-G25

SanDisk 内蔵 2.5インチ SSD / SSD Ultra 3D 500GB SATA3.0 / SDSSDH3-500G-G25

  • 発売日: 2018/12/07
  • メディア: Personal Computers
 

SanDisk 内蔵 2.5インチ SSD / SSD Plus 1TB 10,282円 

前記SSDの1T版です。ビット単価はこちらの方が安いので、速度のデグレが500GBに対して無いならこちらをお勧めしたいところですが、なにぶん私はこのメディアを使ったことがありません。ProResRAW記録で多くの人がこれを使っているとは思うのですが、ダメという話も聞かないので大丈夫かと思いますが、これも絶対ではありません。

SanDisk 内蔵 2.5インチ SSD / SSD Plus 1TB / SATA3.0 / 3年保証 / SDSSDA-1T00-G26
 

三脚 

INNOREL カーボン75mmボウル三脚  26,249円

このブランドは日本ではほぼ知られていないと思いますが、以前下記記事を書いた事があります。

私の普段使っている三脚がまさにINNORELなのですが、一言でいうと恐ろしく値段が安い実用三脚です。下記は私が使っているINNOREL RT90Cの少しパイプ径が細いやつ。耐荷重が5kg下がっているのはパイプが少し細いからでしょう。ジッツオでこのクラスを買おうとすると10万では買えませんので、とにかくがっちりした三脚を安く買いたいという人にはお勧めかと思います。(尚、私はメーカーの回し者ではないです)

 ちなみに、今見たら、Amazonの説明欄の日本語のぶっ壊れぶりが面白いんですが。。。中華機材あるあるなので大目に見ましょう。

尚、これにマッチするビデオ雲台がセールで安くなってないかなと思ったのですが、見当たらず。(ザハトラのFSB6あたりセールに出てないかなと調べたけど見当たらず)あと一脚ですが、私の使っている204Sもついてに紹介しておきます。(セールにはなっていませんが。。安くて剛性がものすごく高く個人的にお勧めです。(まぁその代わり重いんですけどね)

Moman-耐荷重80kgミニ三脚 2,800円 

一眼動画界でやたら有名な耐荷重80kgのミニ三脚。今回もセール対象となっていました。ジンバルにつけるもよし、意味なく重い機材を載せるもよし。上に乗っかって耐荷重を実験してみるもよし(謎)。未だにそこそこ良い値段で売られているんですね。。。ただし、カメラの三脚として使いたい場合は別途自由雲台を付ける必要があります。

その他

VILTROX EF-M2Ⅱ EF-マイクロフォーサーズレデューサー 20,056円

キヤノンEFレンズをマイクロフォーサーズに付けるアダプタ兼、レデューサーレンズです。レンズの画角はx0.71倍となり、明るさが1段向上します。
ちなみに私はKIPON/Commliteのレデューサを使った後に、VILTROXに乗り換えました。KIPONやCommliteよりも確実に描写は上です。中心部のシャープさは本家Speedboosterを上回るものと言われており、私自身も非常に満足している機材です。KIPONは周辺のボケがグルグル。Commliteはボケは綺麗だけどF1台のレンズをつけるとかなり霞かかった状態になる。VILTROXは組み合わせるレンズにも依りますがクセが少なく非常に優秀なのが特徴です。
ウチで撮った作例はこちら

SMALLRIG S1H 専用ケージ 7,679円  

S1Hはハーフケージでウチは運用していますが、フルケージがセール対象になってましたので貼っておきます。とは言え、S1Hを使っているほとんどの人が既になんらかのケージを持っているとは思いますけどね。。

LG モニター ディスプレイ 34WL500-B 34インチ 実質32,472円

現状ウチはFHDのパネルを2枚並べて作業しているのですが、やっぱり一枚でワイドなのがええなぁと思って購入するかを検討している一台です。2560x1080なのでFHD二台並べる方が解像度は得られるんですが、枠無しで広いエリアがこの値段で得られるのがええかなと。。
色はまぁわからんけど、少なくとタイムライン編集ではこのワイドさは圧倒的に楽になるはず。加えて在宅ワークが増えて家で仕事する機会が増えたので、事務作業や資料作成時にもええかなと。。まぁその使い方だとHDR対応ってのがスポイルされちゃうんですが。。。てか、いつからHDRモニタってこんなに安くなったのだ??
まぁ安物買いの銭失いレポートをそのうち公開するかもしれません。

ケンコー aosta カメラボディバッグ 実質11,172円

ジェットさんとケンコートキナーのコラボ企画による商品。ジェットさんはいつも例のカメラバックと言っておられますが...
というか、LUMIX S5のちょうどいい肩掛けバックを探しているのですが、なんだかんだコレ結構使い勝手よさそう。もうちょっと安くならんかなと思ってましたがこのタイミングで30%オフになっています。

KANDAO QooCam8K 63,900円

こちらはAmazonじゃなく直販サイトでの扱いですが、以前作例とレビューを協力させて頂いた事もありご紹介したいと思います。

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https://prd.kandaovr.com/ja/product/qoocam-8k/

いろいろ現在までにVRカメラが出ていますが、発売から約1年経った今でもQooCam8Kは民生機として最大の解像度を誇っています。編集するマシンパワーも結構必要ですが、4Kにリサイズされますがスマホだとかなりサクサクに編集できるのが良いです。

番外編

アイリスオーヤマ 50型 4K対応 液晶テレビ 45,800円  

ネットでちょっと噂になっていた製品。ああ、もう価格設定がバグっている。。。。50インチで5万円切るテレビってどうなのよ。。。流石にHDR対応ではないっぽいけど、メーカー名隠して簡易プレビューモニタにするってのも手ではある。ウチにはもうちとマトモなHDR対応テレビがあるので要らんとはおもってるけど、50型でこの値段って。。。そりゃ日本の既存の大手電機メーカーは苦しいわけだ。。。

アイリスオーヤマ 50型 4K対応 液晶テレビ 50UB10P 裏番組録画対応

アイリスオーヤマ 50型 4K対応 液晶テレビ 50UB10P 裏番組録画対応

  • 発売日: 2019/07/10
  • メディア: エレクトロニクス
 

 気になったのでもう少し掘り下げてみると更に上を行く製品があった。。。

ハイセンス 50V型 4K対応 HDR 42,000円 

え?HDR(HDR10/HLG)対応。。映りは正直わからんけどね。。だれかこれ買って人柱になってください。

Amazonを見て回った感想

動画機材に関してはこの数年で圧倒的に価格が下がったので、こういったセールの日に買う必要もないかと正直思います。

特に安価な中国製品はこの数年で品質もかなり良くなってきたので、もう、中国製だから買うのやめとこう。という考えは正直捨てた方が良いかと思います。とはいえ、粗悪な中華製品もまだまだあるのでそこらへんの見極めは必要で、ある程度名前の通っているブランドを選ぶのが良いと思います。

今回のブラックフライデーですが、このタイミングに買うのもよいですけど、必要な時期に必要な製品を見極めて買うのが本来の買い物なはずです。とはいえ私も結構毎度セールでは心動くんですけどね。。。いずれ買うならこのタイミングに買うもよし、少しまってるうちに新しい製品がでてその時に再考するもよし。

明日くらいまで頭悩ませよう。。。

  

筆者:SUMIZOON

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