とあるビデオグラファーの備忘録的ブログ

ビデオグラファーsumizoonのブログ 一眼動画に関する機材や撮影方法を中心に情報を発信していきます。

Nikon Z 8を1ヶ月借りてレビュー記事書いてた話

ご無沙汰しております(笑)

思えば当ブログをサボって1ヶ月以上。まぁ仕事じゃないとは言え、アウトプットがほとんど出せてなかった1ヶ月でした。

で、何してたかというと。。。

Z 8をVookさんから借りてあれこれ弄ってました。いや、案件でもなんでもない。Z 8を1ヶ月借し出すので試してね。ついでによかったらレビュー書いてくださいね。というやつ。

完全に冬休みの自由研究でした。つか、年末にはα9IIIやらも触ってましたが、多くのメーカーのカメラを触ることで色々気づきがあるわけで、LUMIX以外に触れる時間も必要だと感じるわけです。

というか、このキャンペーン全然知らんかった。。。これInterBEEに行って説明員の方から、「Z 8モニターキャンペーンやってるんでどうですか?」と聞いたのでエントリーしたのでした。

https://vook.vc/_nuxt/img/main-pc.fc7bbc1.jpg

Nikon Zシリーズ 無料モニターキャンペーン第6回「Z 8」 | Vook(ヴック)

Z 8と言えば8KRAWが60pで撮れちゃうという化け物っぷりのカメラZ 9の弟分。それでいてZ 9から削ぎ落とされた動画機能はほとんどない。無論8K60pがRAWで撮れるカメラです。

このRAWで撮ったらどうなのよ?とアレコレ試したかったというのもあります。少し前にLEICA Q3のレビューで8K30p(H.265)で撮影したときに、「解像感やべー」(語彙力)となってた私ですが、それが60pで撮れちゃうんだから

解像感やべー x スロー撮影

が実現できる唯一無二のミラーレスカメラとしてその可能性を試してみたかった。ってわけです。(まぁEOR R5Cもカプラー使えば8K60pRAW撮れるけどそんなお気軽には撮れんしね)

で、レビュー記事ですが、Nikon機特有のお作法を含め書き出すと止まらん。。。でも多分書きたいことの1/10も書けてない。あれこれ書き出すと記事が発散していく。。。のループからしばらく抜けられないでいましたT T

てなわけで概要、撮影、編集、マニアックの4部構成に分離してみましたが、これを全部読んでくれる人は少ないと思います。ですが、是非ご覧いただければ幸いです。

 

でその4部構成記事ですが目次だけ貼っておきますので、気になる方はぜひVookさんのサイトで読んでいただければ幸いです。

 

目次を貼ってますが、それぞれの記事の節にリンクしたかったのですが、うまくリンクできなかったのでリファレンスとして使いたい場合は、各記事の目次からさらに飛んでくださいm(_ _)m

Vol.1目次

はじめに
レビューのためにお借りした機材一覧
レビュー内容(全4部 概要/撮影/編集/マニアック編)
動画作例
Nikon Z 8概要
階調モード
作例撮影で使用したN-RAW(階調モードN-Log)
RAW動画のデータレート課題とそれを解決するN-RAW
現実的なサイズを実現するN-RAW
外装・機構に関して
メディアに関して
撮影スタイルに関して
実際の使用感

引用:RAW動画機としてのNikon Z 8レビュー①(概要編) | Vook(ヴック)

 

Vol.2目次

撮影に関してのオプションや設定の説明
ミスなくテンポよく動画撮影するためにやった事
撮影で使用したレンズ
Nikon Z 8動画作例
撮影編のまとめとインプレッション
撮影編のまとめ(操作系に関するインプレッション)

引用:RAW動画機としてのNikon Z 8レビュー②(撮影編) | Vook(ヴック)

 

Vol.3目次

動画作例
筆者の編集環境
DaVinci Resolve STUDIOでの設定
ノイズリダクションに関して
自分のPCがN-RAW再生・編集に耐えられるかを確認する
グレーディング耐性に対するインプレッション
ISO感度に対する耐性
書き出しのパフォーマンスと気付き
N-RAW編集/グレーディング編のまとめ

引用:RAW動画機としてのNikon Z 8レビュー③(編集/グレーディング編) | Vook(ヴック)

 

Vol.4目次

動画撮影データから各種設定を調べる
N-RAWはどこまで白飛びに耐えられるのか(ハイライト余裕)
どこまでN-RAWはリカバーできるのか
N-RAW 8KとH.265 8K解像度の差
RAW現像時のLens Vignetteの注意点
N-RAWに対する要望
最後に

引用:RAW動画機としてのNikon Z 8レビュー④(マニアック編) | Vook(ヴック)

我ながら、暇だったんか?と思うくらいのボリュームですが、だいたい、Z 8のコーデックを全部書き出すだけでも無茶苦茶な文字数になってしまうんですよね。。。

 

レビュー記事を書き終えて

いや、別にこんなボリュームで書かんでもと思いつつ、年末から書き出してたらいつの間にかこんなボリュームになってました。テンション高い記事ではなく、割と冷静な視点で書きつつ、動画機として使い勝手の部分にも言及したつもりです。

Z 8は画質、スペックともにかなり飛び抜けた動画機という事も言えますが、使い勝手の部分に関しては慣れが必要だったり工夫が必要な機種だと思います。

描写や色に関しては素晴らしいです。言う事ないと思う。ただし、N-RAWしか使わなかったのでそれ以外は全然わからんです。少なくともN-RAWはDaVinciと親和性も高いのでメディアコストさえ目をつぶればやべー動画機と言えます。

Z 8のレビューを書いている側でZ 6IIIの噂が出てるけど、そちらも気になるところではありますが、一方で愛機LUMIXの新製品も今後どうなるのかっちゅうのも注目しています。

とりあえず、作例を4本作ってみたのでご興味のある方はどうぞ

 

 

 

 

いや、何に時間かかったって、N-RAWのメタデータから各種設定を抜き出すスクリプト書くのに一番時間かかったかもしれん。。。

 

筆者:SUMIZOON

Facebookグループ一眼動画部主宰

Youtubeチャンネル STUDIO SUMIZOON の人